2014年11月30日日曜日

[100日チャレンジ] 2日目 課題43-11 属9の和音の根音省略形体(短調)

100日チャレンジ2日目、今日はI巻の課題43-11です。

調 : fis moll

配置の関係でV7の根音省略も使いましたが、
かなり忘れてるところが多くて焦ったのでまとめておきます。

○V7(2転)の根音省略形体の配置と連結(本文から引用)
  • V7の根音省略形体は3種の低音位(1転、2転、3転)をもつが、2転がよく使われる(そのため、本文中で他の低音位は扱われていない)
  • 先行和音については何も制限がない。
  • 上部構成音(a)は、3種の構成音全部(vii, ii, iv)を用いる。このときの最適配置は 密(3)、密(5)、開(7)の3とおり。
  • 上部構成音(a)のとき定形における上3声の連結においては、限定進行は通常通りで、第5音は4度上行または5度下降する。
  • 上部構成音(a)のとき、配分転換(密↔開)が生じる。後続和音I1の上3声中には必然的に(第7音の限定進行のため)第3音が含まれるが、これはこのI1が後続和音へ進み際に、下降限定進行を担当した声部がバスと反行で順次進行を継続するときにかぎり許される。
  • 上記の連結で、第7音(iv)が内声にあるときにはそれを例外的に2度上行させることが許される。これは配分転換を避け、後続和音I1の上3声中に第3音を含ませないでおくのに有効な手段。
  • 開離の最適配置は第7音高位であり、ivが外声(ソプラノ)におかれるため、上記の方法は使用できない。
  • 上部構成音(b)は、2個の第7音と1個の第3音(iv, vii, iv)となる。このときの最適配置はOct(7)。
  • 定型における上部構成音(b)の連結では、一方の第7音は2度下行、もう一方の第7音は2度上行させる。ただし、ソプラノに置かれている第7音は上行できない。
  • 上部構成音(b)の連結で、第3音(導音)はこれまでどおり2度上行する。

和声の勉強は覚えることが目的ではないけれども、
ある程度は覚えてないと大変...

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